通信速度が安定している格安SIM!MVNOでも高速

通信速度が速いMVNOは?

最近話題になっている「格安スマホ」「格安SIM」を検討されている方からの質問で最も多いのが通信速度です。MVNOに乗り換えてもMNO(ドコモ・au・ソフトバンク)と同程度の速度が出るのかが知りたいのです。

結論から言いますと「NO」です。ほとんどのMVNOではMNOと同じ速度は出ません。ただし、ピーク時でもMNOと同程度のパフォーマンスを発揮するMVNOもあります。

今回は、各メディアが実施している速度調査のデータを基に、回線品質が高くピーク時でも安定した速度が出るMVNOの格安SIMをご紹介いたします。

スポンサーリンク

通信速度が安定しているのはキャリアのサブブランドと子会社

通信速度が安定している格安SIMは、キャリアのサブブランドと子会社が提供しているサービスです。ソフトバンクのサブブランドでソフトバンク回線を使用しているY!mobile、auの子会社でau回線を使用しているUQモバイルBIGLOBEモバイル(タイプA)のSIMになります。

ソフトバンクの子会社のLINEモバイルのソフトバンク回線を使用した「Sプラン」は、12時台を除いた時間帯の通信速度が安定しています。

サブブランドや子会社でMVNOサービスを提供していないドコモ回線を使用した格安SIMは、上記のブランドよりも速度が遅くなる傾向があります。

下のチャートは、モバレコが2019年2月に実施したMVNOの通信速度調査の平日12時台の下りの通信速度です。スピードテストアプリは使わず、独自開発した専用システムで速度を計測しています。

平日12時台の通信速度は、ソフトバンクのサブブランドのY!mobile、au子会社のUQモバイルとBIGLOBEモバイル タイプAが速いことがわかります。

通信速度が最も安定しているのはY!mobileとUQモバイル

上記のグラフの通り、格安スマホの中で、通信速度が最も安定しているのは、Y!mobileとUQモバイルになります。Y!mobileは、ソフトバンクのサブブランド、UQモバイルはauブランドを展開しているKDDIの子会社。どちらもキャリアと同じ帯域を使用している可能性が高いです。

Y!mobile、無料通話が付いて、月間のデータ容量が4GB・12GB・17GBの3種類、UQモバイルは通話料が従量制(通話定額はオプション)で3G・9GB・14GBの3種類の料金プランを用意しています。通話時間が長く、ゲームや動画視聴が多い方には最適な格安スマホになります。

MVNO logo_ymobile.png
Y!mobile
log_uqmobile.gif
UQ mobile
料金プラン スマホベーシックプラン スマホプラン
対象プラン プランS
月額2,680円
プランS
月額1,980円
プランM
月額3,680円
プランM
月額2,980円
スマホプランR
月額4,680円
プランL
月額3,980円
毎月の割引額 -700円
6カ月間
高速データ通信容量 プランS
4GB*1
プランS
3GB
プランM
12GB*1
プランM
9GB
プランR
17GB*1
プランL
14GB
無料通話 1回10分・かけ放題 かけ放題: 1回10分・かけ放題(月額700円)
通話パック: 60分無料(月額500円)
かけ放題オプション
端末お試しサービス Try UQ mobile
端末補償サービス

故障安心パックプラス
(Y!mobile端末向け)

故障安心パックライト
(SIMフリー端末向け)

端末補償サービス
(UQ mobile端末向け)

つながる端末保証
(SIM単体契約向け)

ターボ機能
送受信最大300kbps「節約モード」時はデータ通信が使い放題
Yahoo!プレミアム for Y!mobile
無料
データ繰り越し
データシェア
家族割引
セット割引
おうち割 光セット

ギガMAX月割
LINEのID検索(年齢認証)

*1: 2年間は月額500円のオプション料金が無料になる「データ増量オプションキャンペーン」により毎月の高速データ通信容量がプランSで+1GB、プランM/Rで+3GB増量。

Y!mobileとUQモバイルのプラン詳細や、オプション機能に関しては、以下の比較記事が参考になります。

Y!mobileとUQ mobileの月額1,980円のプラン「ワンキュッパ割」と「イチキュッパ割」を徹底比較。両プランで利用できる高速データ通信容量や、無料通話、対象端末と実質負担額、無料Wi-Fi、データシェア、家族割引、固定通信サービスとのセット割、お試しサービスの有無などの比較してみます。

LINEモバイル(ソフトバンク回線)の通信速度

LINEモバイルはソフトバンク回線の通信速度が安定しています。LINEモバイルがソフトバンクの子会社であることが関係しているかもしれません。ソフトバンク回線は、2018年7月に提供が開始されましたが、現在でも安定した速度が出ます。

speed1.jpg

  • 8時台
  • 3.14Mbps 1.53Mbps
  • 11時台
  • 36.4Mbps 13.1Mbps
  • 12時台
  • 1.51Mbps 0.88Mbps
  • 13時台
  • 28.7Mbps 5.06Mbps

speed2.jpg

  • 17時台
  • 25.9Mbps 6.20Mbps
  • 19時台
  • 3.13Mbps 2.01Mbps
  • 22時台
  • 32.4Mbps 6.18Mbps

ご覧のように、8時台・12時台・19時台のみ3Mbps程度まで速度が落ちますが、その他の時間帯は25~30Mbpsの速度を維持していることがわかります。

LINEモバイルのドコモ回線は、ピーク時間帯に下り1Mbps以下まで落ちることがありますが、ソフトバンク回線を常に1Mbps以上の速度を保っています。1Mbps以上の速度が出れば、標準解像度(480p)のYouTube動画でも問題ないレベルで視聴することができます。

LINEモバイル(ソフトバンク回線)のその他の特長

留守番電話サービスが無料

ソフトバンクは留守番電話機能が標準サービスとして無料で利用できます。LINEモバイルのソフトバンク回線も無料になります。ソフトバンク回線の無料留守番電話は30件まで保存可能で、最大72時間メッセージを保存できます。

ドコモ回線の場合、保存件数20件、保存期間72時間の有料留守番電話サービスを月額300円で提供しています。つまり、留守番電話サービスを利用した場合、ソフトバンク回線は年間3,600円(300円x12ヶ月)もお得になるのです。

ソフトバンク回線では、保存件数100件、保存期間1週間の「留守番電話プラス」も月額300円で提供しています。

ソフトバンク端末はSIMロック解除不要で利用可能

ソフトバンク端末でLINEモバイルのソフトバンク回線を利用する場合、SIMロック解除の必要がありません。ドコモ回線の場合は3,000円の手数料(オンラインの場合は無料)を払ってSIMロックを解除する必要がありますが、ソフトバンク回線の場合は、お手持ちの端末をそのまま使用することができます。人気のiPhoneシリーズは、iPhone 5以降のモデルは動作検証もしているので安心して使うことができます。

格安SIMの満足度調査で上位

MMD研究所が行った 格安SIMサービスの利用動向調査によると、「データ通信品質・安定性」で2位、NPS(顧客推奨度:家族や友人への推奨度)で1位にランクインしています。

LINEトークンエコノミーの活用で実質無料で利用可能

LINEでは、dApps(ブロックチェーン技術を使った分散型アプリケーション)を活用した「LINEトークンエコノミー」を2018年より開始しています。知識共有プラットフォーム「Wizball」や、未来予測プラットフォーム「4CAST」などのdAppsで獲得したポイント(LINK Point)は、LINEポイントに交換することができます。

LINEモバイルは、LINEポイントやLINEポイントをLINE Payに交換して月額料金を支払うことができるので、LINEトークンエコノミーのサービスで獲得したポイントをLINEポイントに交換して月額料金の支払いに使うことができるのです。これを上手に活用することで、実質無料で利用することもできます。

スピードテストアプリを使用した速度調査の問題点

スピードテストアプリを利用すると、簡単に速度が測定できる反面、問題点も少なからずあります。

一部のMVNOでは、特定のアプリの通信料を無料にする「カウントフリー」機能を格安SIMサービスで提供していますが、アプリの識別には「DPI(Deep Packet Inspection:ディープ・パケット・インスペクション)」という技術を使用しているといわれています。「DPI」は、元々はP2P(ピア・ツー・ピア)を利用したファイル交換ソフトによるトラフィック増大を防ぐために使われてきた技術です。この技術を応用することで、ユーザーが通信しているアプリを判定することが可能になります。

この技術を「スピードテストアプリ」の判定に使ったらどういことが起きるでしょうか?

スピードテストアプリの通信には帯域制限をかけずに速度を速く見せて、他のアプリの使用時には帯域制限をかけて速度を落とすことが可能になるかもしれません。

MVNOの実効速度は、帯域の幅とユーザー数で決まる

MVNOの格安SIMサービスの実効速度(実際の通信速度)は、MVNOが持っている帯域(回線)の太さとユーザー数で決まります。高速道路に例えると、100台の車両を100車線の道路に流せばスムーズに交通できますが、2車線の道路に流せば確実に渋滞が発生します。このように、モバイルデータ通信でも同じユーザー数を太い帯域で流せば高速で通信できますが、狭い帯域では速度が遅くなります。

平日12時台などの「ピーク時間帯」にMVNOの格安SIMの速度が遅くなるのは、MVNOがドコモやau、ソフトバンクなどのMNO(移動体通信事業者)から借りている狭い帯域にユーザーが集中していることが原因です。

通信速度が安定している格安SIMはMNOのサブブランド

MNOがサブブランドで展開している格安SIMサービスがピーク時でも安定した速度が出るようです。ソフトバンクはグループ企業の「ワイモバイル」、au(KDDI)はグループ会社のUQコミュニケーションズのMVNOブランド「UQ mobile」の格安SIMの速度が安定しています。

ソフトバンクとauは、ドコモ回線を使用したMVNOへの顧客流失を食い止めるため、自社回線の接続料を下げるなど有利な条件で傘下のブランドに回線を提供しているかもしれません。

このようにピーク時でも安定した速度が出る「Y!mobile」と「UQ mobile」の格安SIMですが、デメリットも少なからずあります。

UQ mobileは3日間の速度制限がある

UQ mobileの格安SIMは、前日までの直近3日間のデータ通信量が6GBを超えると、通信速度が制限されます。

Y!mobileはデータ容量を使い切ったら128kbpsに制限

Y!mobileの格安SIMは、契約プランのデータ容量を使い切ると月末までは128kbpsに速度が制限されます。(UQ mobileは300kbps~200kbps)

UQ mobileの「スマホプラン」と、Y!mobileの「スマホベーシックプラン」の格安SIMの詳細は、こちらで解説しています。

Y!mobile・UQ mobile・楽天モバイルの月額1,480円プランの比較と検証


    • 3日間の速度制限なし

    • 無料Wi-Fiスポット

    • 通話定額プラン

    • データ繰越

    • 端末セット販売

    • 無制限プラン
    1. 使用回線:au
    2. 速度切替アプリ対応
    3. 家族割引サービス
    4. 月額980円~
    キャンペーン
    UQ家族割

    スマホプランの2回線目以降の月額基本料が500円割引になり、最安月額1480円で利用できます。

    UQ mobile 下取りサービス

    MNP新規、もしくは機種変更で契約した方を対象に、旧機種を下取りに出すことができます。他社端末にも対応しています。

    UQ mobileの特長
    • 月額料金とデータ容量がずーと同じの「スマホプラン」が登場
    • 端末とSIMカードの無料お試しサービス「Try UQ mobile」
    • auのサブブランドによる安定した通信品質

    • 3日間の速度制限なし

    • 無料Wi-Fiスポット

    • 通話定額プラン

    • データ繰越

    • 端末セット販売

    • 無制限プラン
    1. 使用回線:SoftBank
    2. ワンキュッパ割1年間1,000円割引
    3. 家族割引サービス
    4. 光回線セット割
    5. 月額980円~
    キャンペーン
    ご加入特典(1円~ショッピング)

    Y!mobileサービスの初期登録を完了すると、Yahoo!ショッピング等で使えるPayPayボーナスライト300円分がプレゼントされます。

    60歳以上通話ずーっと無料キャンペーン

    ワイモバイルが指定する機種を購入した時の年齢が60歳以上の方は、「スーパーだれとでも定額」の月額料が無料になるキャンペーン。国内通話が無料でかけ放題になります。

    データ増量無料キャンペーン

    「スマホベーシックプランS/M/L」の高速データ通信容量が2年間増量されるデータ増量オプションが無料になるキャンペーンです。「プランS」で毎月1GB、「プランM/R」で毎月3GB増量されます。(11月28日まで)

    新規割

    「スマホベーシックプランS/M/R」の基本使用料が6カ月間700円割引になります。6カ月間は「プランS」で月額1,980円、「プランM」で月額2,980円、「プランR」で月額3,980円で利用できるようになります。

    Y!mobile(ワイモバイル)の特長
    • ソフトバンクのサブブランドによる高品質な通信サービス
    • 1回あたり10分間の国内通話が無料
    • 高速データ通信容量が2年間増量

    • 3日間の速度制限なし

    • 無料Wi-Fiスポット

    • 通話定額プラン

    • データ繰越

    • 端末セット販売

    • 無制限プラン
    1. 使用回線:docomo/au/SoftBank
    2. 音声通話SIM最低利用期間:12カ月間
    3. 月額500円~
    キャンペーン
    スマホ月額基本利用料 半額キャンペーン

    コミュニケーションフリーまたはMUSIC+の音声通話SIMに新規申込すると、月額基本料が5カ月間半額になります。キャンペーンコードを入力して契約した場合は、LINEポイント5,000ポイントが付与されます。

    2019 秋の格安スマホSALE

    「moto e5」「HUAWEI P30 lite」「R17 Pro」がセール価格で販売されています。

    LINEモバイル招待プログラム

    LINEモバイルを招待した人にLINEポイント最大3,000ポイントがプレゼントされます。招待された方は、Web登録事務手数料3,000円が無料になります。

    LINEモバイルの特長
    • LINE・Facebook・Twitter・Instagramが使い放題
    • 余ったデータを他のLINEモバイルユーザーに贈れる「データプレゼント」
    • LINEの年齢認証・ID検索に対応

    • 3日間の速度制限なし

    • 無料Wi-Fiスポット

    • 通話定額プラン

    • データ繰越

    • 端末セット販売

    • 無制限プラン
    1. 使用回線:docomo/au
    2. 音声通話SIM最低利用期間:12カ月間
    3. 初月無料
    4. 家族割引サービス
    5. 光回線セット割
    6. 月額900円~
    キャンペーン
    新規申込特典

    音声通話SIMの3ギガプラン以上を新規申込すると、初期費用(申込手数料3,000円+SIMカード準備料394円)が無料になります。

    エンタメフリー・オプション初回申込特典

    音声通話SIM3ギガ以上のプランを申し込み、または利用中の方が、エンタメフリー・オプションを初めて申し込むと、サービス開始翌月から6カ月間、エンタメフリー・オプションの月額料金が無料になります。

    光☆SIMセット割

    BIGLOBEモバイルとBIGLOBEの対象の光回線サービスの同時利用で毎月最大300円割引になります。

    セキュリティセット・プレミアム同時申込特典

    BIGLOBEモバイルと同時に「セキュリティセット・ぷらミアム」に申込と開始月を1カ月目として6カ月間の基本ライセンス(3台分)月額料金が無料になります。

    BIGLOBEモバイルの特長
    • 最大30GBの大容量プランも選択可能
    • MVNO最大級、8万箇所のWi-Fiスポットが無料
    • 動画・音楽アプリが使い放題になる「エンタメフリー・オプション」

更新日:


用途別で選ぶMVNOの格安SIM


  1. 通信速度が安定している

  2. 通話定額・かけ放題プラン

  3. 端末補償サービスが充実

  4. 実質無料で使える格安SIM

  5. カウントフリーで使い放題

  6. 家族割引サービスを提供

  7. Wi-Fiスポットが無料

  8. 月額1,480円プランの比較

  9. 無料お試し格安SIM

  10. 節約モードでデータ消費0