WiMAX 2+と他社のモバイルWi-Fiサービスとの比較

モバイルルーターでインターネットが利用できるモバイルWi-Fiサービスは、UQコミュニケーションズの「WiMAX」の他、ワイモバイルの「Pocket WiFi」、NTTドコモの「PREMIUM 4G」などがある。

そこで、モバイルWi-Fiサービスの代表的なサービスと人気の料金プランを比較する。

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比較するのは、UQコミュニケーションズの「WiMAX 2+」のギガ放題プランと、ワイモバイルの「Pocket WiFiプラン+」、NTTドコモの「PREMIUM 4G」。各社の基本スペックや料金プランは以下のようになる。

モバイルWi-Fiサービスのスペック比較
キャリア UQコミュニケーションズ ワイモバイル ドコモ
サービス WiMAX 2+ ギガ放題 Pocket WiFiプラン+ PREMIUM 4G
ネットワーク WiMAX
WiMAX 2+
au 4G LTE
ワイモバイルLTE
SoftBank 4G LTE
SoftBank 4G
Xi
FOMA
通信速度 下り最大220Mbps
上り最大10Mbps
下り最大165Mbps
上り最大10Mbps
下り最大225Mbps
上り最大50Mbps
高速化方式 4×4 MIMO
キャリアアグリゲーション
キャリアアグリゲーション
月間データ通信量 無制限 7GB*1 8GB*2
容量超過後の通信速度 128kbps
直近3日間の帯域制限 3日3GB以上 3日1GB以上 制限なし
端末レンタル
月額料金
(2年契約)
4,380円
(契約から最大3ヶ月間は3,696円)
3,696円 8,100円

*1:速度制限解除手続きを行うことで2年間は追加料金なしで容量無制限で利用可能。
*2:パケットパックは、2GB、5GB、8GBから選択可能。

ネットワーク

   

WiMAX 2+は、全国主要都市人口カバー率99%の「WiMAX」と、2013年に開始した「WiMAX 2+」に加えて、実人口カバー率99%の「au 4G LTE」(有料オプション)を利用できる。

Pocket WiFiプラン+は、「ワイモバイルLTE」に加えて、FDD-LTE方式の「SoftBank 4G LTE」とTD-LTE方式の「SoftBank 4G」を利用できる。

PREMIUM 4Gは、FDD-LTE方式の「Xi(クロッシィ)」と、3Gの「FOMA」を利用できる。

3プラン共に、複数のネットワークを併用することでエリアを補完しているので、全国のエリアで利用できる。WiMAX 2+のみ「au 4G LTE」を利用する際に追加料金が必要になる。

通信速度

WiMAX 2+は、下り最大220Mbps、上り最大10Mbps。4×4 MIMO技術をサポートしているモバイルルータでは全国エリアで、キャリアアグリゲーションに対応しているルーターでは対応エリアで下り最大220Mbpsのスピードが出る。WiMAX 2+のエリア外では「WiMAX」の下り最大13.3Mbps、WiMAXのエリア外では「au 4G LTE」の下り最大75Mbpsを利用できる。

Pocket WiFiプラン+は、下り最大165Mbps、上り最大10Mbpsと3つのプランの中で速度が最も遅い。下り最大165Mbpsはキャリアアグリゲーション技術を使用しているので、基地局側の整備が完了したエリアのみで下り最大165Mbpsの速度が出る。AXGP方式を採用した「SoftBank 4G」エリアで下り最大110Mbps、FDD-LTE方式のエリアでは下り最大112.5Mbpsの通信が可能になる。

PREMIUM 4Gは、Xiの1.7GHzと800MHz、1.5GHzと2GHz、2GHzと800MHzを組み合わせたキャリアアグリゲーション技術に対応したエリアで、下り最大225Mbps、上り最大50Mbpsのスピードが出る。特に上りのスピードは他のプランの5倍の速度が出るメリットがある。キャリアアグリゲーションは、基地局側の対応が必要になるので、下り最大225Mbpsの速度が出るのは一部のエリアに限られる。その他のエリアでは、2GHz帯(Band 1)と1.5GHz帯(Band 21)で下り最大112.5Mbps・上り最大37.5Mbps、1.7GHz帯(Band 3) で下り最大150Mbps・上り最大50Mbps、800MHz帯(band 19)で下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsの速度が出る。

高速化方式

通信速度を高速化する技術は、3プラン共に複数の電波を束ねて同時に使用することで通信を高速化するキャリアアグリゲーションを採用している。キャリアアグリゲーションに対応したモバイルルーターを使用すれば、最高速度でのデータ通信を利用できるが、基地局側の対応も必要になるため、利用できるのは一部のエリアに限られる。

  • 10MHz
  • 20MHz x 20MHz

WiMAX 2+は、キャリアアグリゲーションに加えて、基地局側に4本のアンテナ、端末側に4本のアンテナを搭載して高速化を図る4×4 MIMOも採用している。4×4 MIMOは、基地局側で対応済みなので、対応ルーターを使用すれば全国エリアで下り最大220Mbpsのスピードを出すことができる。

月間データ通信量

WiMAX 2+のみ容量無制限で利用できる。PREMIUM 4Gは購入するパケットパックによって容量が変わる。容量超過後は、128kbpsまで速度が低下する。

Pocket WiFiプラン+は月間7GB以上を使用すると、月末まで最大128Kbpsに速度が低下するが、500MBごとに追加料金500円を支払うことで制限を解除することができる。WiFi使い放題キャンペーン期間中に契約した場合は、追加料金が2年間無料になる。

直近3日間の帯域制限

  

PREMIUM 4Gのみ直近3日間の帯域制限を設けていない。WiMAX 2+は3日3GB以上を使用すると700kbps程度まで速度が制限される場合がある。Pocket WiFiプラン+は、3日1GB以上の使用で通信速度を制御する場合がある。

端末レンタルサービス

WiMAX 2+のみ端末のレンタルサービス「Try WiMAXレンタル」を提供しており、WiMAX 2+端末を15日間無料で試すことができる。

月額料金

  

2年契約の場合、最安値はPocket WiFiプラン+の3,696円。PREMIUM 4Gは、パケットパック8GBで契約した場合8,100円の高額な費用がかかる。

WiMAX 2+は、MVNOのキャッシュバック特典を利用すると、実質3,000円以下まで料金を下げるとこができる。

まとめ

  • 通信速度は、「PREMIUM 4G」の下り最大225Mbpsが最速。「WiMAX 2+」の下り最大220Mbps、「Pocket WiFiプラン+」の下り最大165Mbpsが続く。
  • 3プラン共に「キャリアアグリゲーション」技術で高速化を図っている。WiMAX 2+のみ「4×4 MIMO」も採用している。
  • 「WiMAX 2+」のみ容量無制限で利用できる。
  • 「PREMIUM 4G」のみ直近3日間の帯域制限を設けていない。
  • 「WiMAX 2+」のみ端末のレンタルサービス「Try WiMAXレンタル」を提供している。
  • 月額料金は「Pocket WiFiプラン+」が最安。

更新日:

WiMAX 2+の選び方
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WiMAX 2+
WiMAX 2+のメリットとデメリット

  • Strong Point

  • Weak Point
WiMAX 2+とその他のモバイルWi-Fiサービスとの比較
  • WiMAX 2+
  • Pocket WiFi
  • PREMIUM 4G
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対応エリア
      
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Hi-Speed
No Limit
Hi-Speed+Area
WiMAX 2+の超高速通信が利用できる通信端末
  • HWD15
  • URoad-Home2+
  • URoad-Stick
下り最大220Mbpsに対応したWiMAX 2+製品
  • WX01
  • W01
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