「Huawei P8」は、ドコモのFOMAプラスエリアに対応したフラッグシップスマートフォン

ファーウェイが2015年4月に発表したスマートフォン「Huawei P8」は、海外メーカー製としては、珍しくドコモのFOMAプラスエリアに対応した端末だ。FOMAプラスエリアに対応しているので、地方や山間部でも圏外になることなく使用することができる。

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「Huawei P8」は、「Ascend P7」の後継モデルとなるファーウェイのフラッグシップスマートフォン。背面とフレームに金属素材を使用した薄さ6.4ミリのフラットボディにデュアルSIMスロット、64ビットオクタコアプロセッサ、ジャパン・ディスプレイ製5.2インチIPS-NEO液晶ディスプレイ、1300万画素RGBWイメージセンサーなどを搭載する。

Huawei P8

Huawei P8

Huawei P8のスペック
サイズ 144.9 mm(縦)
72.1 mm(横)
6.4 mm(厚さ)
重量 144 g
OS Android 5.0
スクリーンサイズ 5.2 インチ
画面解像度 1920×1080 pixels (ピクセル)
背面カメラ画素数 1300万画素
前面カメラ画素数 800万画素
CPU チップセット Hisilicon Kirin 930 64bit
クロックスピード 2.0 GHz
コア数 オクタコア
メモリー 3 GB RAM
ストレージ 16, 64GB
バッテリー 2680 mAh

ファーウェイは、日本国内で「Ascend P7」「Ascend G6」「Ascend Mate7」「Ascend G620S」などのSIMフリースマートフォンを販売している。この内、「Ascend Mate7」と「Ascend G620S」は、FOMAプラスエリアで使用しているバンドXIX(19)の800MHz帯をサポートしているが、FOMAプラスエリアは、バンドVI(6)の800MHz帯をメインで使用しており、ごく一部のエリアに限られているバンドXIX(19)は、実質的に使用することができない。

FOMAプラスエリアとは?

FOMAプラスエリアとは、NTTドコモのW-CDMA(3G)ネットワークのサービスエリア。800MHz帯のいわゆるプラチナバンドと呼ばれている周波数を使用している。

ドコモのFOMAエリアは、メインバンドに2GHz帯(バンドI)を使用している。2GHzの高周波数帯は、直進性が高く電波が回り込みにくいという特性を持っており、山間部やビルの陰などでは電波が届きにくいというデメリットがある。逆に周波数が低くなると、電波が回り込みやすく山間部やビルの陰でも電波が届きやすくなる。

FOMAプラスエリアの800MHz帯は、山間部の電波状況の改善、都市部での2GHz帯を補完する目的で使用されている。端末側が両方のバンドをサポートしていると、都市部に加えて山間部でも圏外になる確率が少なくなるといったメリットがある。

「Huawei P8」はバンドVI(800MHz帯)をサポート

「Huawei P8(モデルナンバーGRA_L09)」は、FOMAプラスエリアで使用しているバンドVI(800MHz帯)をサポートしていることが、スペック表に記載されている。

GRA_L09:
TDD LTE:B40
FDD LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28
UMTS: 800(B6,Japan)/800(B19,Japan)/850/900/1700/1900/2100MHz
GSM 850/900/1800/1900MHz
Support NFC

HUAWEI P8 Specifications

4月に行われた製品発表会では、30カ国での発売がアナウンスされたが、日本は含まれなかった。しかし、スペック表に「Japan」と明記されているので、国内で発売される可能性が高い。

SIMフリーで発売するか、キャリアと組むかは現時点で不明だが、SIMフリーで発売された場合、ドコモ系のMVNOの格安SIMを利用することができる。

まとめ
  • 「Huawei P8」は、ドコモのFOMAプラスエリアで使用しているバンドVI(800MHz帯)をサポートしている。
  • 海外メーカーのSIMフリースマートフォンでWCDMAのバンドVIをサポートしている端末はほとんどない。
  • FOMAプラスエリアで使用している800MHz帯をサポートしていると、地方や山間部で圏外になりにくい。
  • 「Huawei P8」のスペック表には、サポート周波数帯に「Japan」と明記されているので、日本でも発売される可能性が高い。

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