ピーク時でも高速!通信速度が安定しているMVNOの格安SIM

通信速度が速いMVNOは?

最近話題になっている「格安スマホ」「格安SIM」を検討されている方からの質問で最も多いのが通信速度です。MVNOに乗り換えてもMNO(ドコモ・au・ソフトバンク)と同程度の速度が出るのかが知りたいのです。

結論から言いますと「NO」です。ほとんどのMVNOではMNOと同じ速度は出ません。ただし、ピーク時でもMNOと同程度のパフォーマンスを発揮するMVNOもあります。

今回は、各メディアが実施している速度調査のデータを基に、回線品質が高くピーク時でも安定した速度が出るMVNOの格安SIMをご紹介いたします。

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メディアによる「スピードテストアプリ」を利用した速度調査

IT系のWebメディアや調査研究機関では、定期的にMVNOの格安SIMの通信速度調査を実施しています。IT系ニュースサイト「ITmedia(アイティメディア)」では、毎月1回、モバイルに特化した調査研究機関「MMD研究所」では半年に1回程度の間隔で調査しています。

メディアでは「スピードテストアプリ」を使って通信速度を測定しています。ITmediaの「通信速度定点観測」では「RBB TODAY SPEEDTEST」を、MMD研究所の「格安SIMサービス通信速度調査」では「Ookla Speedtest.net」が利用されています。

下のチャートは、ITmediaが2017年4月に実施した通信速度定点観測と、MMD研究所が2017年2月に実施した「格安SIMサービス通信速度調査」による主要MVNOが提供している格安SIMの平日12時台の下りの通信速度です。

ITmediaの調査では、UQ mobileの12.9Mbpsが最速、MMD研究所の調査でも、UQ mobileの34.5Mbpsが最速でY!mobileの17.9Mbpsが2番目という結果になっていますね。また、他のMVNOが1Mbps以下と苦戦している中、楽天モバイルが3.0Mbps/8.7Mbps、FREETEL SIMが2.7Mbps/4.5Mbpsと健闘しています。

スピードテストアプリを使用した速度調査の問題点

スピードテストアプリを利用すると、簡単に速度が測定できる反面、問題点も少なからずあります。

一部のMVNOでは、特定のアプリの通信料を無料にする「カウントフリー」機能を格安SIMサービスで提供していますが、アプリの識別には「DPI(Deep Packet Inspection:ディープ・パケット・インスペクション)」という技術を使用しているといわれています。「DPI」は、元々はP2P(ピア・ツー・ピア)を利用したファイル交換ソフトによるトラフィック増大を防ぐために使われてきた技術です。この技術を応用することで、ユーザーが通信しているアプリを判定することが可能になります。

この技術を「スピードテストアプリ」の判定に使ったらどういことが起きるでしょうか?

スピードテストアプリの通信には帯域制限をかけずに速度を速く見せて、他のアプリの使用時には帯域制限をかけて速度を落とすことが可能になるかもしれません。

MVNOの実効速度は、帯域の幅とユーザー数で決まる

MVNOの格安SIMサービスの実効速度(実際の通信速度)は、MVNOが持っている帯域(回線)の太さとユーザー数で決まります。高速道路に例えると、100台の車両を100車線の道路に流せばスムーズに交通できますが、2車線の道路に流せば確実に渋滞が発生します。このように、モバイルデータ通信でも同じユーザー数を太い帯域で流せば高速で通信できますが、狭い帯域では速度が遅くなります。

平日12時台などの「ピーク時間帯」にMVNOの格安SIMの速度が遅くなるのは、MVNOがドコモやau、ソフトバンクなどのMNO(移動体通信事業者)から借りている狭い帯域にユーザーが集中していることが原因です。

画像ダウンロードで計測したMVNOの実効速度

MVNOの格安SIMの速度調査を毎月実施している「格安スマホ回線研究所」は、2016年4月からスピードテストアプリでの計測から、画像ダウンロードによる計測に測定方法を切り替えています。切り替えた利用を以下のように解説しています。

2016年3月にスマホ辞典さんの調査で発覚したスピードテストの結果だけを増幅させたスピードテストブーストの影響により、これまでの速度計測の仕方を2016年4月から大幅に変更しています。

スピードテストだけで10Mbps以上というdocomo本家の結果をも超えるような格安SIMを提供しているMVNOもありましたが、実際の利用で大事な画像などのダウンロードをしてみると、その高速さを微塵も感じさせない通信速度に抑えている事業者が見受けられるようになっています。

これを避けるために2016年4月以降の速度調査ではスピードテストアプリを利用せず、実際の画像のダウンロード速度をトラフィックモニターを利用して確認していきます。これによって本当にそのMVNO格安SIMが出せる実効速度というものをとらえることができ、スピードテストだけに帯域を開放しているような事業者の嘘にひっかからなくなります。

「スピードテストブースト」という言葉が出てきました。やはり、一部MVNOの格安SIMではスピードテストアプリの通信には帯域制限をかけずに速度を速く見せて、他のアプリの使用時には帯域制限をかけて速度を落としているようです。

それでは、スピードテストアプリと画像ダウンロードの数値が大きく異なる格安SIMを提供しているMVNOの速度を比較してみましょう

MVNO メディア 平日12時台の受信速度
楽天モバイル ITmedia 3.03Mbps
MMD研究所 8.7Mbps
格安スマホ回線研究所 0.27Mbps
FREETEL SIM ITmedia 2.7Mbps
MMD研究所 4.5Mbps
格安スマホ回線研究所 0.35Mbps

ご覧のようにスピードテストアプリでは高い数値が出ていても、画像ダウンロードによる格安SIMの実効速度はMVNOの中では最低ランクの速度になってしまいました。

ITmedia Mobileでは動画の再生時間で通信速度を測定

ITmedia Mobileでは、2017年4月よりスピードテストアプリに加えて、YouTube動画の再生時間による速度調査を開始しました。

動画再生では、速度がどれくらい出るのかを見てみましょう。

MVNO 測定方法 平日12時台の受信速度 3分間の動画再生時間
楽天モバイル 動画再生 1~1.3Mbps 3分
スピードテストアプリ 3.03Mbps
FREETEL SIM 動画再生 0.281~0.352Mbps 40秒
スピードテストアプリ 2.7Mbps
U-mobile PREMIUM 動画再生 0.291~0.495Mbps 10秒
スピードテストアプリ 0.5Mbps

YouTubeの720pの動画を3分再生した時の再生時間は、楽天モバイルが3分再生できたのに対し、FREETEL SIMは40秒しか再生できませんでした。通信速度は楽天モバイルが最大1.3Mbpsなのに対し、FREETEL SIMは0.352Mbpsの速度しか出ませんでした。その他、U-mobile PREMIUMも10秒間しか再生できないという寂しい結果になっています。

ピーク時でも通信速度が安定している格安SIMを提供しているMVNOは?

では、通信速度が速いMVNOの格安SIMをどのようにして選べばいいのでしょうか。

スピードテストアプリでの計測と、画像ダウンロードによる実効速度に大きな差がなければ大丈夫です。

UQ mobile

平日12時台の受信速度

ITmedia: 12.9Mbps

MMD研究所: 34.5Mbps

格安スマホ回線研究所: 14.8Mbps

UQ mobileの格安SIMは、画像ダウンロードによる計測でも下り14.8Mbpsの速度が出ています。MMD研究所では下り34.5Mbpsと高い数値が出ています。ITmediaの調査では12.9Mbpsの速度が出ています。

Y!mobile

平日12時台の受信速度

ITmedia: 未測定

MMD研究所: 17.9Mbps

格安スマホ回線研究所: 16.1Mbps

Y!mobileは、スピードテストアプリの数値(17.9Mbps)と、画像ダウンロードの数値(16.1Mbps)がほとんど同じという結果になっています。ITmediaでは未測定になります。

通信速度が安定している格安SIMはMNOのサブブランド

MNOがサブブランドで展開している格安SIMサービスがピーク時でも安定した速度が出るようです。ソフトバンクはグループ企業の「ワイモバイル」、au(KDDI)はグループ会社のUQコミュニケーションズのMVNOブランド「UQ mobile」の格安SIMの速度が安定しています。

ソフトバンクとauは、ドコモ回線を使用したMVNOへの顧客流失を食い止めるため、自社回線の接続料を下げるなど有利な条件で傘下のブランドに回線を提供しているかもしれません。

このようにピーク時でも安定した速度が出る「Y!mobile」と「UQ mobile」の格安SIMですが、デメリットも少なからずあります。

UQ mobileは3日間の速度制限がある

UQ mobileの格安SIMは、前日までの直近3日間のデータ通信量が6GBを超えると、通信速度が制限されます。

UQ mobileで利用できるSIMフリースマートフォンは少数

UQ mobileの非VoLTE SIMの音声通話方式「CDMA2000」に対応したSIMフリー端末はほとんどありませんが、音声通話もLTEを利用する「au VoLTE SIM」に対応したSIMフリースマートフォンは、対応機種が徐々に増えています。

Y!mobileの最低利用期間は2年

Y!mobileの「スマホプラン」の格安SIMの最低利用期間は2年。更新月以外に解約すると、手数料9,500円がかかります。

Y!mobileはデータ容量を使い切ったら128kbpsに制限

Y!mobileの格安SIMは、契約プランのデータ容量を使い切ると月末までは128kbpsに速度が制限されます。(UQ mobileは300kbps~200kbps)

UQ mobileの「ぴったりプラン」と、Y!mobileの「スマホプラン」の格安SIMの詳細は、こちらで解説しています。

「ワンキュッパ割」対「イチキュッパ割」対決!Y!mobileとUQ mobileの1,980円プランを徹底比較

ドコモ系MVNOの格安SIMではLINEモバイルの速度が安定

ドコモの回線を使用したMVNOの格安SIMでは、LINEモバイルの速度が安定しています。

MVNO メディア 平日12時台の受信速度
LINEモバイル ITmedia 3.25Mbps
MMD研究所 7.00Mbps
格安スマホ回線研究所 6.70Mbps

上記の表からもわかるように、スピードテストアプリを使用したITmediaの「通信速度定点観測」、WebとYoutubeのローディング時間を計測できる「4Gmark (3G / 4G speed test)」で測定した「MMD研究所」、画像ダウンロードのスピードを測定する「格安スマホ回線研究所」共に安定した速度を出しています。


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    18歳未満の方が、「おしゃべりプランS/M/L」、「ぴったりプランS/M/L」にリニューアルに申し込むと、2年目の月額料金が1,000円引きになります。(親権者様が契約者になることで、そのご家族がUQ学割に登録できます)

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    「ぴったりプラン」の無料通話時間が、最大25カ月間2倍になります。

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    • 無料Wi-Fiスポット

    • 通話定額プラン

    • データ繰越

    • 端末セット販売

    • 無制限プラン
    1. 使用回線:SoftBank
    2. 音声通話SIM最低利用期間:24カ月間
    3. ワンキュッパ割1年間1,000円割引
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    ワイモバイルの音声USIMカードを新規または他社から乗り換え(MNP)で契約すると、最大15,000円分がキャッシュバックされます。キャッシュバック金額は「スマホプランM/L」で15,000円、「スマホプランS」で10,000円です。

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    18歳以下の方が「スマホプランS/M/L」を契約されると、2年目(契約月を1ヵ月目として14ヵ月目)から1年間毎月1,000円割引きになります。新規契約または他社からの乗り換え、対象料金プランからの契約変更または機種変更された方が対象となります。

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    「スマホプランS/M/L」の高速データ通信容量が2年間2倍になるキャンペーンです。「スマホプランS」で毎月2GB、「スマホプランM」で毎月6GB、「スマホプランL」で毎月14GBの高速データ通信を利用できます。

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    「スマホプランS/M/L」の基本使用料が1年間毎月1,000円割引になります。1年間は「スマホプランS」で月額1,980円、「スマホプランM」で月額2,980円、「スマホプランL」で月額4,980円で利用できるようになります。

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    • 1回あたり10分間の国内通話が月300回まで無料
    • 高速データ通信容量が2年間2倍
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    • 無料Wi-Fiスポット

    • 通話定額プラン

    • データ繰越

    • 端末セット販売

    • 無制限プラン
    1. 使用回線:docomo
    2. 音声通話SIM最低利用期間:12カ月間
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    • LINEの年齢認証・ID検索に対応
  1. LINEモバイルはSNSの通信料が無料になる格安SIMプラン「コミュニケーションフリープラン」が人気です。LINE、Facebook、Twitter、Instagramのデータ使用量がカウントされない「カウントフリー」機能に対応しているので、無制限で利用することができます。また、LINEの年齢認証に対応してるのでMVNOの格安SIMでは唯一「ID検索」が可能になります。さらに、LINE Payカードでの支払いにも対応しているので、クレジットカードが無くても契約できます。LINE Payカードで支払うと、2%分のLINEポイントが還元されるのも魅力です。

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